低速でのギクシャクの改善に 内圧コントロールバルブ NAGバルブ取り付け

低速コントロールって難しいですよね

皆さんは低速でのエンジンコントロールでギクシャクした経験はないでしょうか?

おそらく多かれ少なかれあると思います。

かくいう私も低速のエンジンコントロールに悩まされた口です。

普通に走るうえでギクシャクも難しいと思うこともほぼ皆無ではあるんですけど、ことジムカーナで1速で微妙な出力コントロールとかやろうとすると途端に難しくなってきます。

腕が有れば問題ないのかもしれないのですがここはバイクに歩み寄ってもらいます。

そこで、内圧コントロールバルブの登場です。

内圧コントロールバルブって?

内圧コントロールバルブについての詳しい説明はこちらを参照

簡単に言えばクランクケース内の圧力をブリーザーから排出していますが、そこにワンウェイのバルブを入れて一度出たクランクケース内の空気を戻らないようにしてクランクケース内の圧力を低く保つようになっている装置です。

特に単気筒や2気筒エンジンはクランクケース内の容積変化が多くクランクケース内圧の影響は大きいようです。

色々なメーカーから発売されていますが、内圧コントロールバルブをおそらく初めて市販化したNAG SED製のバルブを使うことにしました。

NAGバルブにした理由は単純に小さいのと、エマルジョン対策としてバルブの上から空気をわずかに抜き、水蒸気を排出することで、エマルジョンの発生を抑え、メンテナンスサイクルを大幅に長くしていることから選びました。

取り付け方

取り付けですが、エマルジョン対策のニップルが横から出ています、これを通常は吸気マニホールドの負圧取り出し口等につなぐのですが、SVにちょうど良い負圧取り出し口が無く二次エア供給装置のところから取り出すようにする予定ですがアダプタが製作依頼中なので、それが出来てからつなぐようにします。

ですのでその間までエマルジョン対策のニップルは使用しませんので蓋をしておきます。

ホースを短く切って折り曲げて結束バンドで縛っておきます。

燃料タンクを外す

外さなくてもできますが外したほうがやりやすいです。

外し方はこちらを参照

エアクリーナーボックスを外す

外し方はこちらを参照

ブローバイホースを外す

エアクリーナーボックスを外せばクランクケース側のホースクランプを外せばクランクケースから外せますのでいったん取り外します。

ホースをカットしてバルブを取り付ける

ホースをバルブの長さ分カットして取り付けます、ホースの固定は結束バンドを使います、金属のネジで締め付けていくタイプの結束バンドはしめつけがきつく締めすぎるとバルブの変形や動作不良を招くこともあるため使用を避けたほうが良いです。

で、バルブの取り付けですが、写真のように取り付けます。

ここで厳重注意ですが取り付け方向を間違えないように注意してください、バルブに矢印が有りますが矢印の方向に空気は流れていきます。

逆には取り付けないように本当に注意してください、逆に取り付けるとクランクケース内の圧力が逆に高くなってしまい最悪ガスケット抜けやオイル漏れの原因になってしまいます。

2017年の岡山国際サーキットでの死亡事故の原因は内圧バルブの逆着けが原因でオイルが路面にまかれスリップ転倒したといわれています、自分だけならまだしも、他人も巻き込む可能性もあるのでこの確認は厳重にチェックしてください。

ホースに取り付けることが出来たら、元に戻してやれば完成です。

取り付けそのものはそれほど難しくはありません。

乗った感想は

乗った感想ですが、いわれるようにエンブレがわずかに少なくなってます。

ただ、極端に減るわけでなくごく自然ですね、次に乗った時には良くわからないくらいの違いですね。

感覚としては1速のエンブレの効き方が2速の感じで効くくらいの変化で、知らない人がいきなり乗ったらこういうものと思う程度の違いじゃないでしょうかね?

ただ、低速走行はギクシャクしにくいので楽ですね。

後はドコドコとしたパルス感が薄れるとよく言われていたりしますが、SVは元々パルス感が少ないせいなのかほとんど違いを感じられませんでした。

ジムカーナ的な乗り方には効果大きいかな?回転とかやりやすくなった。

低速走行が多くストップアンドゴーが多くてギクシャクして乗りにくいと感じている人は付けると良いかもですね。

乗りにくさを感じていない人は無理に付けなくても良いと思いますが。

個人的には満足ですけど、値段が結構するので費用対効果は用途や人による気がします。

万人にお勧めとは言えないですと、最後に付け加えて終わりにします。

また、エマルジョン対策が施せるようになったらアップします。