タイヤの空気圧管理と内圧を下げることの意味

2020年2月1日

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

本当に下げちゃっていいの?

バイク乗り始めて、いろいろセッティングだの色々話を聞いていくうちにタイヤの空気圧を下げる話をよく耳にするようになると思います。

かくいう私も同じで、内圧を下げる話を耳にするわけですが。

よっしゃ!俺も下げたろ!で、下げて走ってみたわけですよ。

タイヤはエンジェルGTです、バイクメーカーが指定している空気圧より2割ダウンで走行してみました。

元々少々減り気味で乗っていたのですが、もっと落としたらどうなるか試したんですよね、ですがその時はあまり変わった気がしないな、でした。

所がです、車両メーカー指定の空気圧にまで戻したところ、あ、これはずいぶん違うめっちゃ変わるやん。

まず、感じたのが軽快感、ヒラヒラ、パタパタとバイクが寝てくれるんですね、それに心なしか良く曲がる感じがします。

あと、XR100モタードで、内圧チェックを暫くサボってて、随分と内圧が下がってたんですが、なんか乗りにくいな~切れこむし倒すの重いしな~とか思ってて空気圧確認してないの思い出して確認してみたら指定空気圧の半分ほどになってまして元に戻すといやあ激変(当たり前)めっちゃ乗りやすいし、楽しいなんてこともありました。

話はそれましたが、SVも空気圧戻す前は重いハンドリングと切れ込みが有ったのですがそれが収まって結局このほうが良いや、ということで落ち着いています。

そこで、なんで下げるのがこのように当たり前のように言われどうするのが本当に良いのか?というのを調べてみました。

結論から言うと。

公道を走行する車両に公道走行を前提としているタイヤで走行するのは車両メーカーが指定している空気圧から基本的にあまり変えないのが良い。

ただし限定的なシチュエーションにおいては(サーキット走行や、ジムカーナとか公道を走行しない場合)に限って空気圧を変えてみると良いポイントが見つかるかもしれないので試す価値はあります。

ですがそれもただ下げればよいというわけではなく、様子を見ながら少しずつやらないと危険だと思います。

基本的にタイヤの空気圧が高いほうが旋回性には優れますが、加速時にアクセルを開けづらくなります、下げれば逆に旋回性が落ちブレーキング時の安定性はよくなりますがバンクスピードが遅く狙ったラインが狙いにくいといったことになりやすいかな。

まとめ

なんでこのように下げるのが当たり前のように言われているのかはおそらくプロダクションタイヤの指定空気圧やスポーツタイヤでもサーキット走行において下げるとフィーリングの良いポイントが往々にしてあるためベテランライダーさんが下げる話をするようですね。

ですが、公道を走行する場合において、安易に空気圧を下げる行為は危険を伴います、車両メーカーが指定している空気圧は二名乗車で200キロで巡行していても耐えられるように考えられて決められているようです、ですので変に低い空気圧で高速走行するとバースト等の危険性もありお勧めできません。(高速走行などの注意点を理解した上で下記範囲ならば有りでしょうが)

走行シチュエーションが限定される場合や公道でもリスクを分かったうえで、変えてみるというのも有りかと思いますが、それでもちょっとずつ0.1kずつとか変えて様子見ながら、やっていくと良いと思います。

ただし、プロダクションタイヤにおいては少々話が変わります。

プロダクションタイヤは公道走行こそできますが、公道走行前提のタイヤと違い、構造からずいぶんと違いますし、タイヤ温度も管理する前提で作られています。

ですので車両メーカー指定空気圧ではなく、タイヤメーカーが推奨空気圧の範囲を指定しています(一部公道走行用のスポーツタイヤでもサーキット等限定で空気圧をタイヤメーカーが示している場合もありますがあくまでサーキット等限定シチュエーションです)

ですので、走行会などでプロダクションタイヤなどの空気圧の話をベテランライダーが話しているのを聞いてよし、俺も真似しようと安易に公道走行用のスポーツタイヤで下げちゃったりするのは場合によっては危険だと認識しておいて下さい。

ではどの態度が良いのかっていうのは正直条件によって変わるのでこれが正解というのはないです、そういう意味ではメーカー指定値は無難ではあるのです。

下げるのが悪いわけではないですが、プロダクションタイヤと公道走行を想定されたタイヤは同じサイズであっても構造や特性も違いますし、空気圧だけ同じにしたところで同じにはならないです。

勿論公道走行用タイヤでもメーカー指定値が絶対では無いと思いますし、マージンも取っているでしょうから、変えるともっと良い設定値に出会う事は有ると思います、ただそれにはリスクも伴うものだということを認識したうえでバイクライフを安全に楽しんでください。