SV650ABSのプラグ交換方法
12000キロも超えたので
そろそろ交換を考えてもいい時期なので交換します。
メーカー推奨は1年ごとに点検、ただし走行距離が前回点検(1年前)から1500キロを超えないときは点検しなくても良いですが次回点検は必要になります。
交換は点検者の判断でってことになりますが、中心電極が丸くなってきたら交換くらいでいいとは思いますけど、これも主観になっちゃいますから1万キロから2万キロ位で交換で良いと思います。
まあ、実際には2万キロ程度走っても特に問題は起こらないと思いますが、1万キロ程度で最低でも点検はしたほうが良いとは思います。
プラグ交換手順
まずは燃料タンク外します。
外し方はここを参照
とりあえず前バンクからやります。
SVのエンジンは1気筒当たり2本のプラグを使用するので、合計4本プラグが必要になります。
前バンクはラジエターが邪魔でそのままではプラグレンチが入りませんのでラジエーターキャップ下側のボルトを抜いて(写真中央のボルト)ラジエターを前にやる必要があります。
ボルトを抜いたら車体左側のラジエターホースの樹脂カバーのクランプを外します。
そうするとラジエター下側がフリーになって前に出せるので工具を入れる空間が確保できます。
このままでも良いのですが、工具の出し入れなどでラジエーターコアのフィンをつぶさないようにボール紙や段ボールなどをラジエーターに止めて養生しとくと安心です。
まず、中央のプラグキャップを抜いてプラグレンチで外します。
次に横にあるプラグキャップを外してプラグを抜きますが、砂やごみなどが溜まっていることが有るのでエアーで飛ばすなりパーツクリーナーなりできれいにしてから抜きます。
抜けました、写真右側が中央のプラグ、左側がサイドのプラグです。
写真ではわかりにくいですが、中央電極の角が若干まるまっているのとわずかにですがギャップが広がってます。
続いてリアバンクですが、こちらは簡単です、中央とサイドのプラグキャップ外して交換するだけ、簡単なお仕事です。
中央と
サイド
前バンクとほぼ同じような感じです。
後は新品プラグを取り付けます、指定プラグはNGK MR8E-9
プラグギャップは0.8~0.9ミリが標準値 締め付けトルクは11Nmになります、ヘッドのネジ山は弱いのでトルクかけすぎて破壊しないように十分注意して締め付けます。
取り付け出来たらプラグキャップを戻して養生を取ってのち外した手順と逆に組み付けて行けば完了です。
プラグキャップがきちんと入っているのをよく確認するのを忘れずに。
特に中央は防塵のための鍔があって固めなのできちんと取り付いているのを確認します。
出来上がったら試運転して問題ないようならすべて完了です。
ディスカッション
コメント一覧
昨年8月に、SⅤ650に乗り換えた60過ぎのリターンライダーです。16歳で中型免許を取り、50代で大型取得して、現在に至っております。1発~4発までいろいろと乗り継いできましたが、Ⅴ型2気筒エンジンに、はまりました。自分でバイクを世話したいと思って、あなたのブログ(SⅤ650に関連するものですが・・)を発見して、何度も読み返して、ただいま勉強中です。もともとSⅤ650が、電子制御など無く、昔のバイクのように感じたのも1つの購入要素でした。
アップするのも大変だと思いますが、今後も何かあれば、宜しくお願い致します。感謝の言葉を伝えたくてコメントしました。
コメントありがとうございます。
私もV型エンジンに魅せられたくちでして。
SV650は仰るとおりあまり電子制御も使われてなく素の良さが感じられて良いですね。
今年はなかなか時間が取れてなく記事が少ないですが少しずつ更新していきますので今後もよろしくお願いします。