SV650ABSにバトラックスS23を履かせてみて

2024年6月1日

走ってみたよ

昨日履かせたS23ですが予告通り今日走ってみました。

出発

とりあえず準備して出発します、気温は12℃位ですね、温かいです。
ですがタイヤ交換一発目の左に曲がる時にちょっとぐらっと来たのでちょっとびっくり、やっぱり交換直後の気温低めの走り出しは要注意ですね。
とは言ってもこれは下ろしたての時の話ですけどね、慣らしが済んだらそこまで神経質になることは無いですが。

バトラックスS23の感想

まず乗り出してすぐわかるのが乗り心地の良さですね、今回エア圧はF225kpa R250kpaでしたがこの状態でもミシュランのパワー5の様な角が取れた感じで当たりがマイルドです。
バンクはピレリのようにはひらひらという感じでは無いですね、感覚的にはパワー5に近い雰囲気です。
スッという感じでバンクしていく感じです、ピレリのロッソクワトロとかはすぐ反応する感じなのに対して少しおっとりしている感じでしょうか、ただバンク深くなってくると良く曲がる感じがするのはS23の方が有ります、バンクが深くなってくると良く曲がる印象が強くなってきますこの辺はどのバンク角でも同じように曲がるイメージのパワー5と違う点ですかね。

鷲羽山スカイラインを走ってきて一服

この調子で鷲羽山スカイラインを走ってみました、乗り心地の良さの印象は変わらずで荒れた路面での挙動も落ち着いていて安定してます。

フロントタイヤの状態
リアタイヤの状態

鷲羽山スカイラインを過ぎて田土浦公園にて一服したのち折り返して鷲羽山スカイラインを戻って行きました、帰りはタイヤも馴染んできたのと気温も上がってきたのも有って安心感も有ってアクセルを開けていったときの安心感も増してきました、このタイヤの特長は一言で言うなら癖が無く乗りやすいタイヤと言えると思います。
あと、駐車場で8の字や回転試したけどステアは余り切れないですね、ジムカーナ的に走るにはもう少し内圧下げた方が良さそう、最初ハンドルストッパーに当てられなかったです、新品はどのタイヤもその傾向なんだけどその中でも今まで使ってきた中では当てにくいタイヤですね。

まとめ

全体的な印象はミシュランのパワー5に近しい印象が有ります。
乗り心地やバンクさせて行くときの反応は似た感じです、ただどのバンクでも同じような曲がり方する感じのするパワー5に比べるとバンクの深い所ではより曲がる感じがするのはS23の方が感じられます。
ただ小旋回等のフルステアを当てるような乗り方をするのは若干苦手とするようで(慣れも有りますが)そういったシチュエーションではコツをつかむまで曲がらんと感じられるかもしれないです(空気圧等で調整は可能そうですが)旧モデルとコンセプトも同じようですし特性的な傾向は変わってないと思います。
コンパウンドもエッジコンパウンド以外は同じようなのでS22のサーキットなどでのパフォーマンス向上を図ってきた感じですかね、概ねS22の上位互換といった感じは確かなようです。
癖が無く乗りやすいですし乗り心地も良いですし、疲労感も少なくツーリングからスポーツ走行までかなり守備範囲の広いタイヤだと思うので、ツーリングしかしないけどと言うような人でも年間走行距離が1万キロもいかない人ならツーリングタイヤよりもこちらの方が良いかもしれません。
良かったら試してみてください。