SV650ABSオイル交換とオイル交換時期の謎
シフトフィールが悪くなった
前回の交換から大体4,5千キロほどの走行ですがシフトフィールが悪くなってきたので交換することにします。
交換方法はこちら
今回もオイルはこれ
SUZUKI スズキ/エクスター R9000 MA2【10W-40】【4サイクルオイル】
交換はいつも通りでサクッと完了、いつも通りなので写真も無し。
とまあ、これだけではなんなので、オイル交換時期の謎について。
皆さんはオイル交換時期はいつにしていますでしょうか?
ショップなんかだと3000キロごとで交換推奨されたりする場合も有ります。
メーカーの推奨は6000キロごとです、なぜにこんなに差が有るんでしょう?
オイル交換時期の謎
さて、なんでこんなに交換時期に開きがあるのか、どちらが正しいのか?
これはどちらも間違いではないと言えます。
どういうことか?というと、オイル劣化は乗り方ですこぶる変わるから。
要は乗り方がかわるとオイルの寿命も大きく変わりますよってことですね。
こういう運転がエンジンオイルの寿命を縮める
1:1回の走行時間が20分以下、或いは走行距離が8キロメートル未満
2:渋滞に巻き込まれてストップアンドゴーが繰り返されること
上記1,2の状況はエンジンオイルにとって、もっとも劣悪です。
なぜなら、エンジンが暖まっていない時は燃料増量がなされています、それはエンジンのなかに多くのガソリンを送り込みます。
また渋滞 のときはストップアンドゴーによるアクセル開閉が増え加速時にはやはりガソリンが増量されるのでエンジンの中にガソリンを多く送り込むことになります。
そうすると気化しなかった余分なガソリンがエンジンオイルに混人していき燃料希釈が起こります、そうするとオイルの粘度が下がり油膜の保持がしにくくなっていくのです。
3:猛暑の中を低速で走行すること
暑い気温の中を低速で走行(大体40キロ以下)をするのは走行風による冷却があまり期待できず、オイルの温度があがってしまい、オイルの劣化を早めてしまいます。
ちなみにエンジンオイルの温度が110度を超えると急速に劣化が進むといわれています、そこまでいかないまでもあまり高温になるのはエンジンオイルにとって好ましい事ではないです。
4:雨の中、もしくは寒い中を走行すること
これは走行後エンジン内に結露ができやすくなります、あと1のエンジンの運転が20分以下というのにも含まれます、長時間走行していれば内部の水分は蒸発していって影響はなくなるのですが、湿度が高かったり蒸発しきらないうちにエンジンを止めて冷えてしまうと結露してエンジンオイルを乳化させてしまい、これまた潤滑性能や防錆性能を劣化させてしまう。
オイルフィラーキャップの裏やオイルレベル窓に白くクリーム状の汚れがついていたら乳化しているので早急に交換をお勧めします。
というわけで、交換時期というのは人によってまちまちで、バイク乗るときはツーリングみたいな人だと1万キロ乗っても平気だったりする場合も有るでしょうし、街乗り渋滞で毎日乗ってる人は3000キロも持たないこともあるでしょう、なので、オイルの劣化は距離で管理するのも結構なんですが目視にて劣化を確認して交換するのをお勧めします。
私の場合は走行距離と、オイルの色と粘度それにシフトフィールの変化などで交換時期を決めてます、私の場合はだいたい4000から5000キロで交換する場合が多いですね。
というわけで杓子定規に交換するのではなく自分の乗り方と実際に目視して交換時期を決めましょうねという話でした。
ではまた。
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