XR100モタードのキャブオーバーホール(PD22キャブ)

寒くなってきて

非常に始動性が悪く、暖気できるまでアイドリングが続かないという感じでチョークも効果ないのでやっぱオーバーホールしないとな~ということでオーバーホールします。

どのみちキャブが買ったときからノーマルではなくCRF100のPD22が付いていて各ジェットの番手も不明だったのでちょうどいい機会ですね。

というわけで用意したのが武川から出ているPD22用のメンテナンスセット、各Oリングがワンセットになっています。

後はヤマルーブのキャブクリーナー(泡タイプ)


携帯修理に出してて写真がほとんどないです。

燃料コックを閉めて燃料ホースを外します。

ドレンからガソリンを抜きます、もちろん火気厳禁ですよ。

そうしたらコネクティングチューブ、キャブ固定ボルト、スロットルワイヤーを外してキャブを取り出します。

家の中でぬくぬくとやりたいもんですが、ガソリン臭いし暖房の火の気が危険が危ないので家の前でテーブル出して作業です、唯一電気ストーブを遠くにおいて足元だけ温かい。

で、キャブをばらして各部を確認していきます、フロート室には特にごみは溜まってなかった、フロート室のビスも固着なかったので割とメンテされていたのかもしれない。

さて、バラしてみてメインジェットは100番スロージェットは35番だった。

メインはエアクリーナやボックスがノーマルみたいなので、小さめな気がします、エアクリボックスやフィルターを変えるとメインジェット番手上げていくことになるかもですね、まあ当面する予定は無いんですけどね、そうすると天気に左右されやすくなっちゃいますし。

ニードル位置は下から二番目で低開度から濃いめになるような方向性?

見た感じはあまり汚れもないようなので、すぐ済みそうです、キャブクリーナーを盛大にかけまくります。

この時樹脂やゴム部品はすべてバラして外しておくこと、でないとボロボロになります。

Oリング類は交換しますので古いのは処分で。

キャブクリーナーかけて20分程度置いてからパーツクリーナーで洗い流して組みなおしてエンジン始動してみます。

エンジンかかったけど黒煙でるわアイドリングせんわ、回転上がらんわ、めっちゃ濃くなっとる。

うーん、組み間違えたかなぁ?

そんなことはないと思うのでおそらくクリーニング不足で中途半端にきれいになってどこか詰まってるんでしょうね、仕方ないのでももう一度クリーニングします。

今度はしっかり洗浄するため、しっかりとクリーナーを吹きかけ、そのまま丸一日漬け込みます。

翌日液状のキャブクリーナーで洗い流して再度組み立ててエンジン始動すると前回とは違って黒煙出ませんし、回転も上がります。

とりあえずアイドルを上げて暖気後にパイロットスクリューの調整をしますが、調整方法がイマイチよくわからないのですが、エアスクリューの調整と同様な感じでアイドルが高くなる位置で調整して最後にアイドルスクリューでアイドリングを調整して完了

一応試走した分には問題なさそうなのでこれで様子見

次はリアブレーキのマスターをオーバーホールしなきゃ