メッツラー スポルテック01 冬季インプレ|気温10度未満での温まりの早さと接地感

低温性能について

最近、気温がぐっと下がってきたので試しに少し走ってみました。

外気温は10度を下回り、吐く息が白くなるほどの寒さです。しかし、そんな状況での走り出しでも、普通に流す分には全く不安を感じません。走り始めて10分もすれば普段と変わらないしっかりとした接地感が出てくるため、温まりは非常に早いと思います。

街中を15分ほど走行してからワインディングに入りましたが、その頃にはもう安心して走れる状態になっていました。(もちろん無理は禁物で、あくまで流す程度のペースですが)気温が高い時期とほぼ同じ感覚で扱えます。

そのままワインディングを20分ほど走り、駐車場に停めてタイヤを触ってみると、ほんのりと暖かくなっていました。帰り道は気温が少し上がったこともありますが、行きよりもさらにグリップ感が増し、より安心して走れました。

過信は禁物ですが、最初の20〜30分さえ慎重に走れば、10度を切る気温でも問題なく使えるタイヤだと思います。

まとめ

気温10度前後の寒さでも安心して走れたので、低温性能はなかなか優秀です。 今後の気になる点としては、「ライフ(持ち)」と「摩耗が進んだ時の性能変化」ですね。以前履いていたM9RRは、減ってくると特有の切れ込む感覚がさらに強くなりましたが、スポルテック01がどう変化していくのかはこれから検証していきます。

全体として、スポルテック01はスポーツタイヤとして非常にバランス良くまとまっていると感じました。 かつてのメッツラーは「重量車向けで少し癖がある」と言われがちでしたが、このタイヤは随分とナチュラルな乗り味に進化しています。「タイヤが潰れる感覚」も従来のメッツラー以上に分かりやすくなりました。

絶対的なグリップに関しては以前のM9RRの方が少し上だと感じますが、そこはスポルテック01RSとの棲み分けでしょう。とはいえ、他の公道向けスポーツタイヤと遜色ないグリップ力は備えているため、サーキットや競技走行でなければ必要十分な性能です。

さらに個人的に特筆すべき美点は、荒れた路面での「跳ねの少なさ」です。路面のギャップを綺麗にいなしてくれるため、バンピーな道でも高い安心感があります。

M9RRも私のSV650と好相性でしたが、今回のスポルテック01も非常に気に入りました。従来の癖が抜け、車種や乗り方を問わず幅広くおすすめできるタイヤに仕上がっていると思います。

寒くても安心なタイヤでした