SP忠雄POWERBOX パイプを約一か月使ってみて
取り付けから約一か月
程経ちまして。
その時は付けたばかりの時のインプレは書きましたが、一か月使ってみての感想をまとめようと思います。
一か月使ってみて
基本的な印象は装着直後と変わりませんね、燃費等にも影響はない様で特に印象は変わってません。
結論から言いますとスムーズで乗りやすいの一言です。
何が変わるのか?
一言で終わらせちゃうとまぁもっと具体的にどうなんよ?っていうとまずは
音が変わりますね、多分ですが排気干渉の音がしてたのが減るんだと思います、個人的にはノイジーな音が減って低音が良く出る感じになって好きですが、好みもあるので好かんという人も居るかもですね。
あとはエンブレの効き方が変わる感じがします、少々表現が難しいんですが、以前も書きましたがスロットルを急に抜くとゴツと来てからグゥーンって感じだったのが最初のゴツっというのが少々マイルドになりますね、逆にスロットル開け始めはやはりマイルドに感じます。
高回転の伸びが良いとか言う話もあるんですがそこはあまりよくわからないですね。
つか、街乗りでそこを試すことはほぼ無理なのでサーキット走行とかされている人にそこはお任せ。
とまぁ概ね取り付けたときと一緒の印象なのです。
パワーやトルクが上がるパーツではない?
まぁこの手のアイテムは皆期待するのはパワーアップやトルクアップなんだけど、特に計測した訳でもないし根拠は乏しいし、実際にはパワーやトルクが上がってるかもしれないけどこれはパワーアップやトルクアップを狙ったパーツでは無いって私は言いたい。
じゃぁ何なのよ?って言うとエンジンの過渡特性を変える物と思った方が良いと思います。
過渡特性って何?って言うとある定常状態から別の定常状態にするときに時間的に状態が変化する非定常状態という事なんですがなんのこっちゃ?ってなると思います。
例えばスロットルを一定にしている所から開ける、閉じるという事をしたときにどのように変化していくのかといったことを表します。
SVのノーマル状態だとスロットル操作に対してやや過剰にエンジンが反応して乗りにくいとかギクシャクするといった感じなのがある人も居るかと思います、そういうところがパワーボックスパイプにすることで穏やかになって乗りやすくなるという効能が有ると思うんですが、反面今まで蹴っ飛ばされるようにエンジンが反応して加速してくれてたのがおとなしくなったと感じる人も居ると思うのがこのパーツの特徴だと思います。
正直パワーやトルクはほぼ変わってないと私自身は思ってますし、エンジンブレーキの大きさそのものは殆ど一緒だと私は思ってます。
じゃぁこれ付けても速くなんないの?とか思う人はいると思いますが、これは人によるでしょうねと思います。
どういうことかというと例えばエンジンが過剰に反応するので上手くスロットルを開けられなかった人がこれを付けて開けやすくなってスロットルを開けていけるようになるのなら速く走れるようになるかも?知れませんし、逆にノーマルでもきちんと開けていける人なら変わらないか、場合によっては遅くなる場合もあると思います。
まとめ
今回特に私の主観が多く入っていますのであくまで私の感想であり、皆が同じように思うとは限らないですよと一応断っておきますが。
このパーツはパワーアップを狙ったものでは無いと思います、過渡特性を変えて多くの人がのりやすく気持ちよく加速できるのを狙ったパーツだと思っています。
なので付けると乗りやすく気持ちよく乗れる人もいる反面おとなしくなってつまんないやって思う人も居るんじゃないかと思うので、好みが分かれると思うパーツです。
なのでノーマルの状態でスロットルが過剰に反応するのがしんどいって人にはすごく良いものだと思います。
それと個人的には競技でも同様に開けにくさを感じている人には良いかもしれませんが、あくまでもノーマルとの比較なのでエンジンやECUをいじっていたり車検適合しないサイレンサーとの組み合わせだとどうなるかは不明なので、その辺は自己判断する必要が有ると思います。
私個人は非常に気に入っていまして、入れてよかったパーツの中でも1,2を争うパーツだと思っています。
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