SP忠雄POWERBOX パイプを付けてみた

2023年1月8日

SP忠雄からSV650用

前バンクに付けるエキパイが発売されまして

SVはスリップオンマフラーはそこそこ出てますがフルエキとかはレース用を除けばほぼ無いのでこの手のエキパイは初の商品化ですね、SVはフロントバンクとリアバンクのパイプが分割されていてリアに対してフロントのパイプ長が短く不等長なのでそこを直せばより良くなるのでは?との発想から開発がスタートしたようですね。

早速買ってみて付けてみました。

POWERBOX パイプ
エンブレム
エキゾースト周り
キャタライザージョイント部
ノーマルに比べて長いですね

取り付けるよ

早速取り付けます、まずはノーマルのパイプを外します、エキゾーストの所のキャップボルトを抜くのとキャタライザーの所のジョイントのネジを緩めれば基本外れますが外れにくい場合はキャタライザーのボルト等も緩めて動かしやすくすると良いと思います。
ただ元々のエキゾーストガスケットが外しにくかったですね、先の細いピックツールで引っかけて少しづつ外しました、その後綺麗にして新しいガスケットを付けてPOWERBOX パイプを付けます。

ガスケットが手ごわい
新しいガスケット付けて
エキゾーストフランジ部
曲げも奇麗ですね
オイルフィルターを避けて有るのでフィルター交換は支障なし
付きました

取付ボルトのトルクはエキゾーストフランジ部のキャップボルトが23N.mジョイント部のボルトが18N.m各ボルトはかじり防止でスレッドコンパウンド塗っといた。
※sp忠雄ではエキゾーストは13N.m程度としているのでもう少し緩くて良いようです、あとメーカー指定トルクもスレッドコンパウンド塗るなら少し低めにしておくのが無難です。目安ですが私は5N位低くしてます(ただし手応え等でどの程度締めているか判らない人はショップに頼むのを推奨します)

乗ってみて

まず、エンジン掛けてすぐ思ったのは音が良くなってること、ガサガサと言うようなガサツな音が減って低音が良く聞こえます、これは良いですね、回してもうるさい感じが減ったので個人的にはこれだけでも付けた甲斐があると思います。
乗って走りだした感じは特に違和感はなく普通ですね、クラッチミートしてすぐ位の神経質さは減っている気がしなくも無いですが気のせいかも?という感じも無きにしも非ず、あとはエンブレの効き方がスロットルを抜いた瞬間にゴツ!って感じでショックが出るのが穏やかになった感じですね、総じて滑らかになるのでドンツキやエンブレの強さに悩んでいる人には良さそうです、あとジムカーナやる人なんかも恩恵は有ると思います。
もう少し乗り込んでみないと分からないですが、全体的に低速域のギクシャクが減る感じなので乗りやすくなっていると思います、上のパワーは多分よく分からないんじゃないかな?
まぁスリップオンマフラー買うくらいならこれ付けとけって思います、安めで音も良くなって対費用効果は高いと思いますね。
ただ、難点は奇麗なのでノーマルのリアバンク部のパイプやキャタライザーをきれいに磨きたくなること、ちょっとピカールとポリッシャー買ってこなきゃ・・・・

スズキ純正品番

ガスケット、エキゾーストパイプ 14181-22D01
コネクタ、エキゾースト 14771-32E10