ブレーキマスター取り付けとリアサスリンク周りグリスアップ

2020年12月21日

マスター帰ってきたので

マスターは先に付けておきます、サスとか帰ってくるのを待つ間に少しでも進めておきましょう。

ブレーキマスター取り付け

で、今まではマスター側のバンジョーアダプターが曲がってるタイプで、特に問題ないけど一寸トップブリッジにホース当たる感じになるしなんか嫌だったのでストレートのバンジョーアダプター買って交換しといた。

ストレートのバンジョーアダプター
元々のスウェッジラインのセットには左のが付いてた

結構バンジョーアダプター高いよなぁまぁ仕方ない。
ここでバンジョーアダプターについて小ネタですがバンジョーの厚みがメーカーごとで違うので注意が必要なんですよね、主に二種類あるのですがアールズタイプとグッドリッジタイプの二種になります。(ハーレー等一部特殊なのがあるにはあるけど一般的ではないので省きます)
アールズタイプがバンジョーの厚みが10.8ミリでグッドリッジタイプが8.3ミリと厚みが違うのです。
なので、バンジョーボルトを間違って使うとフルードラインの位置が変わってしまってエアが中々抜けなかったりフルードがうまく流れなくて下手をするとブレーキを引きずったりすることが有るので気を付けましょう。
国内4メーカーもHONDA、スズキ、カワサキはアールズタイプ、ヤマハはグッドリッジタイプを基本使っています。(OEMの車体とかは違うと思うけど)
なのでホースが純正でもバンジョーボルト舐めたからって適当な物を買って使うといつまでもエア抜けねーとかそういう事が起こる可能性も有るのでホント注意しましょう、ねじピッチだけじゃなくて使ってるバンジョーがどっちのタイプかも確認して使いましょうね、その辺が大丈夫ならあとはマスターに取り付けるだけです。

アクティブのクラッシュワッシャー
バンジョーアダプターに挟んで取り付け

もう一つ小ネタでバンジョーのクラッシュワッシャーにはアルミと銅があるんですが、この使い分けはどうするのかというと、ステンレスのフィッティングは銅をアルミのフィッティングはアルミの物を使と良いです、この組み合わせにするのはガルバニック腐食の予防からだと思います。
あと純正は純正ワッシャー使うか純正と同じ材質の物を使うと良いですね。
バンジョーボルトの取り付けトルクは16N・mこれはスウェッジラインの指定トルクなので純正は違います。
それと、今までホースが折れるのでリザーバーホースを短くしてたんですが、マスターのブリーダーからエア抜きしにくいのでホースを長くやり直すことにしました。
ただ、長いホースをそのまま取り付けるとホースが折れて曲がっちゃうので、ホースをお湯に(80℃位)浸けて柔らかくしながら曲げて冷やせば曲がった状態になるのでそれで取り付け。
ついでにホースの抜け止めに結束バンドを使用してたけど、イマイチカッコよくない気がするのでホースクリップを買ってきて取り付け、うんこっちのほうがすっきりしていいね。

ビフォー
アフター

リアサスリンクグリスアップ

あとはバラしたサスアームやリンクのベアリング部にグリスアップします、グリスを洗い流すのにはAZのパーツクリーナーの遅乾タイプを使い洗い流しました、ゆっくり乾くのでスプレーしてふき取りもう一度スプレーしてふき取りを何度か繰り返してやれば結構落ちます、ただ金属専用なので樹脂部品等にはかけない様にしてやりましょう。

グリスアップします

古いグリス流したら、新しいグリスを充填します、指で隙間に押しこむように何度も塗りたくります。
グリスはワコーズのハイマルチのちょう度2号使います。

とまぁグリスアップが済んだら時間が無くなったので続きは来週以降ですねその頃にはオーバーホールから戻ってきてると良いな。

ではまた。