ワコーズに聞いた マルチパーパスグリースとハイマルチグリースの使い分け

2026年9月22日

普段、私はバイクのグリスアップにワコーズの「ハイマルチグリース」を愛用しています。

これはウレア系の万能グリスなので、基本的にどの摺動部にも使える優秀なアイテムです。
一方で、ワコーズには「マルチパーパスグリース」というリチウム系の万能グリスもあります。用途としては同じように使えるため、「どう使い分けるのが正解なんだろう?」と気になっていました。

ベースオイルや増ちょう材(リチウム基かウレア基か)の違いがあり、個人的には潤滑性能ならハイマルチグリースの方が優れている気がしていましたが、せっかくの機会なのでワコーズの方にベストな使い分けを聞いてみました!

ハイマルチとマルチパーパス、それぞれの長所と短所

どちらも万能グリースなので基本的には同じ箇所に使えますが、「水への耐性」と「高速回転への適性」に違いがあるそうです。

  • ハイマルチグリース(ウレア系)
    • メリット: 防水性が高く、水で流れにくい。
    • おすすめの箇所: サスペンションリンクなど、水がかかりやすい場所。
    • 注意点: 水分を乳化しにくい性質があるため、万が一内部に水が侵入してしまうと、水分が直接金属表面に触れてサビの原因になることがある。
  • マルチパーパスグリース(リチウム系)
    • メリット: 万が一水が入り込んでも、水分を乳化して取り込むため金属への直接的なダメージを防ぎやすい。高速回転にも強い。
    • おすすめの箇所: ハブベアリングなど、高速で回転する部位。

適材適所で使い分けるのが一番効果的ですね!

さらに高性能な「スーパーマルチグリース」も

さらに、高荷重や低温にも耐える「スーパーマルチグリース」という商品についても教えてもらいました。 こちらはフッ素配合で一番柔らかく、抵抗が少ないのが特徴です。価格は高めですが、ここぞという場所には良さそうです。

おまけ:新型バリアスコート情報

あと、定番の「バリアスコート」がモデルチェンジして、クリーニング性と撥水性がさらにアップしたそうです。

お値段もちょっとアップしたそうですがw グリースの選び方で迷っている方の参考になれば嬉しいです!

ではまた!