ジニアスグローブを使ってみてとフルオーダーの価値

使ってみました

早速使ってみました。

結論から言うと、控えめに言って最高ですw

当初は固いかなと思ってたけど、馴染んできたらすごく動かしやすくなって気にならなくなりました。
ただ親指はまだもう少し馴染んできて欲しいかな?

グリップを握ると自然にその形に握れます、革の裁断と革の伸びる方向を知り尽くした裁断がなされています。

良くできた革のグローブはホント滑らないです、グリップを握るとまるで吸い付くような感じで、イメージ的に言えば掌をおいただけであとは手首をひねればスロットル操作ができる位握る力はわずかで済みます、だから疲れない。

それでいて手の力を抜けばスッと離れるのはホント素晴らしいです。

そしてこのグローブで8の字や回転をしてみるとですね・・・うわ、これマジか・・・

スロットル操作のしやすい事、FIVEのグローブも凄く良いんですが、悲しいかな既製品ゆえの掌のダブつきが僅かにあってそのだぶつきが僅かにスロットル操作を遅らせたり操作をあいまいにさせるんですけど、ジニアスのグローブはそれが少ないんです、マジでいい。

サイズがピッタリな事の恩恵はあらゆる操作に対してずれや遅れが出にくい所に繋がっていきます、それがより正確な操作になる。

勿論それだけで突然うまくなったりするものではないですが、そういった操作がきちんとできるようになることで上達を早めるという事は有ると思います。

フルオーダーの価値とは?

フルオーダーすると値段が33,000円を超えます、大抵の人はこの値段を聞いてドン引きしてその値段払うなら他に使うといいます。

まあ、それは分かります、評判の良いFIVEのグローブでもショートカフのレザーモデルならハイエンドで2万前後、ミドルモデルでも1万5千円、ベーシックモデルなら1万前後、レザーじゃ無いモデルなら1万を切ります。

それらと比べるとぶっちぎりに高いですからね、そう思うのは当然だと思います。

私の場合は指が長めで掌のサイズに合わせると指が合わないことが多く、どうしても指に合わせるため掌が僅かに大きい物を選ばらざるを得ませんでした。
そうすると前述したように掌のダブつきが操作性悪化に繋がったりしていたんです。

いろんなメーカーのいろんなモデルを試着してみましたが、完全にぴったりと合うものは有りませんでした。

その中でも比較的合う物を使っていたんですが、今度は既製品ゆえ数年以内にラインナップから消えてしまったり、モデルチェンジをしてしまうんですね、そうするとサイズが合わなくなったりするんですよ、そうなるとまたグローブ探しの旅に出ることになるんですね、なので私は同じグローブを続けて使ったことがないんです、それに年間1万キロくらいをバイクで乗っていると結構痛みも早く、持って2シーズン下手をすると1シーズンしか使えないことも有ります。

さらには転倒とかで痛めてしまえば既製品のリペアはまずどのメーカーもしてくれるはずもなく、あえなくゴミ箱行になってしまうんですね。

1年から2年に一回1万から1万5千円の物を買い替えるお金と自分に合う物を一から探す手間を考えた時ジニアスのフルオーダーは2,3シーズン使えば元が十分とれてしまいます。

さらに程度にもよりますがリペアにも対応しているため傷んだ時はリペアしてもらう事で長く使えます、そう考えた時フルオーダーのグローブは決して高い買い物ではない。

正確な操作ができて疲れにくいのは安全にも寄与すると思います、そういう意味でもフルオーダーすることの価値は十分あると思います。

既製品が問題なく使える方はともかく、私のようにいつも合うグローブを探しているような人は一度フルオーダーするという事も考えてみてはどうでしょうか?ホント世界が変わるといっても過言ではないと思います。

ではまた。