バイクに胸部プロテクターは必須!死亡事故データとおすすめモデル2選

2026年9月27日

皆さんはバイクに乗る際、胸部プロテクターを装着していますか? 「ヘルメットは被っているから大丈夫」「近場だからプロテクターは面倒」と思っている方も多いかもしれません。しかし、バイク事故において胸部は、頭部と並んで非常に危険な部位です。 この記事では、警察庁のデータや私の実体験をもとに、胸部プロテクターの必要性と、手軽に装着できるおすすめのプロテクターをご紹介します。

バイクに胸部プロテクターはなぜ必要?死亡事故のデータから見る重要性

胸部プロテクターがなぜ必要なのか。それは、実際の事故データを見ると一目瞭然です。 警視庁が発表している「二輪車乗車中死者の損傷主部位(構成率)」の調査結果によると、バイク事故における死因の割合は以下のようになっています。

  • 頭部:約50%
  • 胸部・腹部:約35%

頭部と胸・腹部を合わせると、実に80%以上の人がこの2箇所の損傷に集中しているのです。 ※参考:ヘルメットのあごひも及び胸部プロテクターの着用状況調査結果(頭部損傷による死者の3〜4割はヘルメットの脱落が原因とされています)

生死を分ける可能性が高いのは「頭部」と「胸部」です。頭部はすでにヘルメットで保護されているため、これ以上の安全対策としては、次に死亡率の高い「胸部の保護」が最も重要かつ効果的なアプローチとなります。

【実体験】胸部プロテクターがあれば防げたかもしれない悲劇

プロフィールにも記載していますが、私は18歳の時に友人をバイク事故で亡くしました。その時の直接的な死因は、まさに「胸部強打による内臓破裂」でした。

当時は胸部プロテクターの普及率も低く、現在のようにライディングジャケットに標準装備されているような時代ではありませんでした。 もし、あの時彼が胸部プロテクターを装着していたら、命を落とさずに済んだのかもしれません。 自分自身の命を守るため、そして自分のことを大切に思ってくれる家族や友人のためにも、バイクに乗るすべてのライダーに胸部プロテクターを装着していただきたいと強く願っています。

バイク用胸部プロテクターおすすめ2選(CEレベル2クリア)

「どのプロテクターを選べばいいか分からない」という方に向けて、安全性と使い勝手に優れた、各メーカーの現行おすすめ胸部プロテクターを2つ紹介します。

コミネ(KOMINE) SK-831 エルゴノミックAIR CE2チェストガード

安全基準「CE規格レベル2」をクリアしたコミネの現行インナープロテクターです。

従来のモデルから通気孔の配置が大きく見直され、蒸れにくく快適性が向上しているのが特徴です。人間の胸のカーブに合わせたエルゴノミック(人間工学)形状になっており、コミネ製の対応ジャケットであればスナップボタンで簡単に内蔵・固定が可能です。コスパと安全性を両立したい方にイチオシのモデルです。

RSタイチ(RS TAICHI) TRV067 テクセル セパレートチェストプロテクター(ボタンタイプ)

水よりも軽い「テクセル」という特殊な樹脂をハニカム成型して作られた、超軽量かつ薄型のチェストプロテクターです。アジアンメーカーとして初めてセパレート(左右分割)型でCEレベル2をクリアしました。

真ん中で分割できるため、ジャケットのフロントファスナーを開け閉めする際にプロテクターを外す手間がなく、脱ぎ着が圧倒的に楽なのが最大の特徴です。別売りのフィッティングベルトを使えばボタンなしのジャケットでも装着でき、女性ライダー向けのサイズ展開もあります。

まとめ:自分の命を守るためにプロテクターの装着を

各バイク用品メーカーから様々な特徴を持った胸部プロテクターが発売されています。ご自身のジャケットや好みに合ったものをぜひ探してみてください。 頭部を守るヘルメットと同じように、胸部プロテクターが当たり前の装備になることを願っています。

それでは、安全で楽しいバイクライフを!