サインハウスに聞いてみた 他機種とのペアリングに失敗するときの解決方法など

2018年9月18日

昨日のツーリングで

昨日のツーリングでSB4X2台と私のSB6Xでインカム通話したわけですが、1台のペアリングはすんなりいったのですが、もう一台がすんなりいかずペアリングが完了せず困ってました。

その時は少々イレギュラーなのですが、SB4X同士をインカムペアリング後に片方の(B+COM1側が空いている方)のSB4Xとユニバーサルペアリングを行い、その後SB4X側から6Xに接続に来てもらい、接続完了後もう一台のSB4Xを6Xとつながっている方の4Xに接続に行ってもらうという方法でとりあえず接続していました。

その状態で、時々ノイジーになるものの普通には通話できていたのでその日は何とかしのいでいました。

で、丁度ナップスにサインハウスの人が来るという事を聞いて、色々と質問をぶつけてみました。

で、昨日のペアリングがいつまでも完了しない件について聞いたところ、三つほど原因が考えられるという事でした。

原因1 SB4Xのファームが最新でない

現在のそれぞれのiインカムのファームウエアバージョンが最新(4X執筆時V2.3)でない場合そういったペアリング失敗が起こる可能性はありうるという事です。最新のファームはより6X(6X執筆時V2.0)との接続性を高めてあり、より安定して通話できるようにチューニングされているそうです。

原因2 インカムにペアリング情報が残っている

今までお互いペアリングしたことがない場合なら良いのですが、過去にペアリングをしたことが有って、もう一度ペアリングをしようとするとペアリングに失敗することが有るようです。

ですので、インカムのペアリング情報はクリアしてからペアリングするとよいようです。

ちなみにSB4Xのペアリング情報リセットは電源をオンしてからB1,2とデバイスボタン3つを同時に3秒長押しです。

SB6Xは同じく電源オンしてからB1,2とデバイスボタン3秒長押しするとガイダンス音声で消去したいボタンを押してくださいと流れるのでその後B+LINKならB1,2ボタン同時押し、ユニバーサルならB1かB2ボタンを一回押せばそれぞれB+LINK消去、ユニバーサル消去と音声が流れて消去されます。

原因3 機器の故障

これは単純にペアリングできない機器のどちらかあるいは両方の故障が有る場合は接続できないことが起こると考えられます。

とまあ、こういう回答でした、なるほど、ペアリングがうまくいかなかったSB4Xはもともと私が所有していて、私のSB6Xとペアリングをしたことがあったインカムでしたので、まさに原因2が当てはまりますね。

まあ、ファームも最新ではなかったですが、恐らくそこは問題にはなってなかったと思います、今回SB4Xは二つとも最新ファームではなかったですが過去にペアリングした事のない方はすんなりいきましたので。

なので、ペアリングを一度でもした相手がいる場合ひと手間かかりますが、ペアリング情報をリセットしてからペアリングしてみてください。

今後のファームアップについての要望とか

で、ついでに現状の使い勝手の件でお話させてもらったのですが、ユニバーサルインターコール機能に切り替えるのをPCにつながないとできないのを単体もしくは携帯アプリ上でできるようにならないのか?という話をさせてもらったところそれについてはいつ頃どのようにというのは明言できませんが、対策はする計画ですとの話でしたので、楽しみに待っておきましょう。

そしてユニバーサル接続においてはユニバーサルインターコールレシーブのほうが接続性が良いそうで、相手にユニバーサル接続機能が有るのであればその方がよいとのこと。

ユニバーサルインターコール機能をオンしているとSB5Xやセナなどの機器との接続で切断されるといったことが起こるらしいです。

もともとはレシーブのみに割り切ってユニバーサル接続の互換性を高く保つつもりだったのですが、思いのほか学生とかで中華インカムとかを使っているケースが結構あって、そういった格安の中華インカムではユニバーサル接続を持ってない場合が多く、そこにひょっこり6Xが混じると接続できないといったことになるので、苦肉の策として切り替える手段を持たせたんだそうです。

廉価版の機種は出さないのか?

あと、B+LINKを搭載した廉価版を出さないのか?との質問をしたところ、SB4XにB+LINKをといった声は有るのでそういったものを販売する可能性は十分あるし検討はされているとのことで、いつか廉価版6Xみたいなものが登場するかもですね。

他にも6Xのデバイスボタンのクリック感が悪くて押した感じがしないとかといった話もしたのでいつか改良されて登場するといいですね、他にはあまり多機能化に走らず今のシンプルな操作系を維持しつつ運用の柔軟性を高める方向になって欲しいと伝えておきました、こういった要望が開発に伝わるとよいですね。

ではまた