XR100モタードのリアブレーキマスターオーバーホール

リアブレーキが効かない

しばらく前からリアブレーキを掛けるとペダルが踏み切れてしまいリアブレーキが効かなくなってました、ペダルを踏むとじわーっと最後まで踏み切れてしますので症状的にマスターのピストンのカップが摩耗しているのかなと思うのでオーバーホールすることに。

リアブレーキマスターの取り外し方

まずリザーブタンクのブレーキフルード抜き取ります。

次にマスターからペダルを外します。

ブレーキマスターのバンジョーボルトを少し緩めておきます、まだ外さないのと緩めすぎちゃうとフルードが漏れちゃうので注意です。

マスターを止めているボルトを抜き取りマスターを外します。

マスターが外れたらバンジョーボルトを抜いてマスターを取り外します。

まずはリザーバーのニップルを外します、ニップル外さなくてもホース外すだけでも良かったかも?

ニップルをはずしたら、シャフトのダストブーツを外してやります。

次にスナップリングプライヤーを使ってスナップリングを外すとシャフトとピストンが取り出せます。

ピストンを取り出して洗浄します。

シリンダーもごみがないようにきれいに洗浄します。

ピストン確認したら見事にカップが穴が開いてました、これではブレーキが効くはずないですね。

マスターのカップだけ変えればいいのですが、単品で売ってないようなのでAssyで交換します。

純正型番は43520-MJ6-315 ピストンセットです。

カップとスプリングとピストンとスナップリングとダストブーツが一式入っています。

後は新品パーツを組み込みますが少しブレーキフルードを塗って組み込みます。

後はピストンとシャフトが接触する部分に少しグリス塗っておきます。

後は外した手順と逆に組んで戻せば完成ですがバンジョーボルトのシーリングワッシャーは新品にします。

型番は90545-300-000

バンジョーボルトの締め付けトルクは35N・m

マスター固定ボルトの締め付けトルクは12N・m

全部元に戻したらエア抜きして完了です、最後に効きを確認して問題なければ完了です。

いや~よくよく効くようになりました、よかったよかった。