こんな症状出てたら要注意、SV650ABSのサーモスタット交換
こんな症状出てませんか?
なんかいつもより水温が上がりにくい
水温上がったけど走り出すと少し水温が下がる
こんな症状出ている人いませんか?私のSVがこういった症状が出てました。
気がついたのは去年の秋ごろ、今までは水温が上がってしまえば3メモリ目で微動だにしないのですが、なんか走っていると1メモリ下がるんですよね。
んで、そこからなかなか温度上がらないし、そのうちよく見るといつももっと早くに水温上がるはずなのになかなか上がらなくてオーバークールの症状が出てたんですよ。
これはおかしい、なんでや?で調べるとどうもこれはサーモスタットがアカンのでは?ということでサーモスタットを購入、ついでにラジエーターキャップとクーラントも購入しました。
本当は来年クーラントの交換時期なんですがまぁ1年前倒しで交換します。
サーモスタット交換
交換の様子は動画に撮ったけどこれはちょっと色々工具用意しないと正直きつい、狭い所なので工具が入らず苦労した
サーモスタットは対角8㎜の6角ボルトで止まっているけどハーネスやフレームが邪魔して素直にソケットが入らないのでできればラチェットのメガネ(首振るやつ)が有ると便利だと思う、普通のメガネとボックスで何とかしたけどめっちゃ時間かかったです。
で、取り出すんですが新旧比較してもあまり違いは判らなかった。
まぁ症状からして多分低い温度から弁が開き始めるんだと思いますが。
あとは新しいサーモスタットを元のように戻すだけなんですがサーモスタットには上下の向きがありますので注意です。
あとサーモスタットコネクタキャップのボルトは10N.mになります、トルクレンチ入らないので手ルクで締め付け、トルク値低めなので締めすぎ注意、サーモスタットのゴムガスケットが効いてクーラントが漏れない程度に締め付ける必要がありますが締めすぎるとねじをねじ切ったりサーモスタットのガスケットを痛めたりする可能性もありますので。
写真のようにジグル弁が上になるように取り付けます、あとは蓋をしてボルトで止めれば終了です。
そのあとは普通にクーラント交換のように補充してエア抜きできれば完了ですね。交換手順はこちら
今回サーモスタット以外にラジエーターキャップも交換していますが、ラジエーターキャップは1年に一回くらい交換が良いようですね、長くても車検ごとに交換するほうがよさそうです。
ラジエーターキャップってあんなものですが、冷却水路の中と外の圧力差で弁が開いたり閉じたりが行われるんですが、これが壊れると冷却水を吹いたり、逆に全くリザーバーに影響なくても冷却水路内に冷却液が無いといったことがありますので安いものですのでケチらず変えましょうラジエーターキャップケチってオーバーヒートやったらかえって高くつきます、予防整備に努めると長く良いコンディションで乗り続けられます。
クーラントにしてもラジエーターキャップにしても、それほど高いものではないのでケチらず早めに交換ですね、サーモスタットはまぁ・・・それ自体は安いんですけども交換工賃はそこそこかかるでしょうから、判断が難しい所ですね。
スズキ純正品番
ガスケット(8.2×14×1) 09168-08016
キャップ、ラジエータ 17730-08D10
サーモスタツト、ウオータ 17670-06G61-000
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