SV650ABS クーラント交換するよ!

2021年9月9日

冷却水の交換はまだ

一度も交換してなかったんですよね、というのも通常のLLCは2年位で交換ですがSVは最近の流れからスーパーロングライフクーラントが使われてまして、新車からだと5年、2回目以降は4年おきの交換を推奨されています、実際冷却性能が落ちたとかいう感じもなく、まだいけそうですが5年経つので交換しますよ。

購入したのはもちろんスズキ純正スズキスーパーロングライフクーラントです。

スズキスーパーロングライフクーラント パッケージが色も有ってスポドリみたい ※絶対飲まないように

これは既に50%希釈済みの製品ですのでそのまま使います、ネットショップとかの表記が50%希釈して使うのかと思いかねない表記が有るので注意してください。
使う時は希釈しないでください、このまま使うことでロングライフを実現している製品ですので勘違いして希釈すると台無しになります。
SVは冷却水容量が1600mlくらい、リザーバーが250mlくらいなので2Lあれば十分足ります。

クーラント交換するよ

動画も作ったので良かったらどぞ

では、交換作業に入ります、まずは車体を垂直に立てる必要があるのでメンテスタンド等で立てましょう。
冷却水が冷えているときにやりましょう、やけどの危険がありますので。
その後ラジエーターキャップ外してドレンボルト抜くようにSMには書かれてますが、順番逆にした方がおすすめです。
一応動画も撮影してありますがあんまりいい絵が撮れてないのでイマイチですが、編集済んだらアップします。
今回静止画も動画もイマイチ(´;ω;`)ウッ…

ドレンを先に抜く方が良いと思います(手の先にあるボルトがドレン)

先にキャップ外すとドレンボルト抜いたとたん勢いよくクーラントがドレンから出るので大変です、逆なら少し出てくるだけなのでバケツで受ける用意してキャップを外せば安心です。
でも、思った以上に勢い増して少しこぼしたけど(;´Д`)これで抜けきるまで待ちます。
抜けきったらドレンワッシャーを新品にしてドレンボルトを締めます。
クーラントドレンボルトのトルクは13N・mです。

ドレンワッシャーは新品にします

後はラジエターキャップの所からクーラントを注いで一杯まで入れたらエンジン始動してエア抜きです。
アイドリングでしばらく待っていると、エアが抜けて水位が下がるので少し補充します、あとラジエターホースをもみもみするとエアが早く抜けてくれます、ただ、もむときに気を付けないとラジエターから溢れるので気を付けましょう、時々少しスロットルを吹かすとエアが抜けやすいです。
20分もアイドリングしていればサーモスタットが開いてさらにエアが抜けてきます、水位が下がったら補充しましょう、温度上昇で水位が上がることも有るので溢れるのにも注意してください。
ラジエターファンが回るまで待ってるのが良いけど、たぶん回る前にラジエターから細かい泡が出始めます、沸騰し始めているのでそれでエンジン停止して水位を確認キャップすれすれにまでクーラント補充ないしは抜いたらラジエーターキャップを締めて交換完了です。
くれぐれもやけどには注意してください。

ラジエーターキャップも新品にしといた

ラジエーターキャップも新品にしといた、まぁ平気なんだけどそのうちヘタるもんだし5年経つし変えといた方が安心ですしね。
あとはリザーバーのクーラントを抜いて交換するんだけどタンクがすっごく外しにくいのでキャップからシリコンチューブ入れてサイフォンの原理で抜いて水で濯いでFの所まで補充して完了にしといた。
ここ外すなら薄めのストレートメガネか板ラチェット無いと無理、なんでメインハーネスがネジのまん前にいるのか・・・ソケットとか入らねぇじゃん、やれやれ。
後は走行していくうちにさらにエアが抜けてリザーバーから吸い込まれるはずなのでしばらく走行して確認してLまで減っているようなら補充してやれば終わりです。
あと、クーラントは毒性が有るのでそのまま流してしまわないように各自治体の指示に従って処分してください。
今回は量が少ないので余ってた紙おむつに吸わせて燃えるゴミにしました。(液体のまま出してはいけません容易に液体に戻らないようにして漏れ出ないようにして処分してください)
これで大物の液体は完了しました、あとは車検に向けてオイル交換と各部のチェック、クリーニングして車検に備えます。

スズキ純正品番

ガスケット(8.2×14×1) 09168-08016
キャップ、ラジエータ   17730-08D10