ワコーズに聞いた マルチパーパスグリースとハイマルチグリースの使い分け
ナップス行ったときにワコーズの人が居たので聞いてみました
私は普段グリスアップ個所に使っているグリースはワコーズのハイマルチグリースを使っています。
ウレア系の万能グリスなので基本的にどの摺動部にも使えます。
ワコーズにはマルチパーパスグリースというのも有ってこちらはリチュウム基グリスでやはり万能グリースなので用途としては同じように使えるグリースなんですよね。
グリスの違いは増ちょう材がリチュウム基であるかウレア基であるかの違いとベースオイルの違いがあると思います、潤滑性能的にはハイマルチグリースのほうが優れる気がしますが、折角なのでどのように使い分けると良いのかを聞いてみました。
どちらも万能グリースなので基本的に同じところに使えますが、ハイマルチグリースは防水性が高く水で流れにくいので水がかかるような場所に使うと良いのですが反面一旦水が入り込んでしまうとマルチパーパスグリースは水分を乳化して取り込んでしまうのですが、ハイマルチグリースは乳化しにくい為水分が直接金属表面に触れてしまう事も有るようなので、どちらも一長一短が有りますとのこと。
あと高速で回転するような部位はマルチパーパスグリースのほうが良いそうです
ほかに高加重、低温にも耐えるスーパーマルチグリースというのもあります、フッ素配合で一番柔らかくて抵抗は少ないんですが価格は高いです。
という訳でサスペンションリンク等はハイマルチグリースが良いようですが一旦水が入ると錆が出る可能性有るので注意といった感じでしょうか、ハブベアリングとかはマルチパーパスグリースが良いみたいですね。
あと、バリアスコートがモデルチェンジしてクリーニング性と撥水性がアップしているそうです。
値段もちょっとアップしたそうですけどw
とまぁこんな感じです、参考になれば。
ではまた
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