アンドロイドオートを無線化する話

何でワイヤレスアンドロイドオートになってないのか?

とベルランゴ買った当初思ってたんですが、ベルランゴの発売開始時期的に欧州でもワイヤレスが普及し始める位の時期だった関係もあってか、ハード的に搭載されていないのと、どうやらワイヤレスで接続するのに5Ghzのwifiを使用するようで、日本では屋外での5Ghzの使用は禁止されている関係で今まで日本ではそもそもワイヤレスアンドロイドオートやアップルカープレイが封じられていました。
ですが、去年の秋に法律の制限が一部緩和されたため、ここにきて一気にいろんなメーカーから無線接続非対応のDAを無線化するワイヤレスアダプターが出てくるようになってきました。
そこで私も早速導入してみたわけです。

ATOTO AD3AA-A

私が買ったのはATOTO AD3AA-Aという製品になります。
ちなみにこれはアンドロイドオートのみワイヤレスにするものなのでアップルカープレイの場合は別の物を買う必要が有ります、両方対応するアダプターも存在しますが、高くなりますね、それと巷でよくあるAIBOXのようにDAに動画を再生とかできたりはしないですあくまでワイヤレスにするだけの製品ですのでその辺はお間違え無きように。

ATOTO AD3AA-B ワイヤレス Android オートアダプター、場で有線のAndroid Autoまたは アフターマーケットナビ 用に有線をワイヤレスに変換します, カーナビ カーナビタイム Googleマップ 音楽 YouTube Music Siri 通話 メッセージ受送信対応 取付簡単 5Gwifi高速モジュール,起動高速化
ATOTO
ATOTO AD3AA-A 大きさはタバコのケースくらいかな
USB-Cコネクタ
SDスロット 用途不明
こいつとDAをケーブルでつなぐ
ワイヤレスでつながった
使い勝手は有線と全く同じ

使い方

ワイヤレスアンドロイドオートに対応している携帯を使うことが前提になりますが最近の物なら対応していると思います。
まずはBluetoothとwifiをオンにしておきます。
そのあと携帯とワイヤレスアダプターをペアリングします(初回のみ)そうすればあとは勝手に接続が始まり、無線でアンドロイドオートが使えるようになります。

注意点とデメリット

注意点ですが、接続がうまく行かない場合はアンドロイドオートの設定画面のワイヤレスアンドロイドオートのところがオンになっているか確認してください、多分デフォルトはオンのはずですが。
あと、デメリットも存在します、一つは充電されないという事、もう一つは他のWi-Fi接続が切り離されてしまう点が有ります。
今までは有線でDAから充電されていましたが、それが無くなるので気が付くと電池がめちゃ減っていることになります、それと人によってはカーWifiを導入している人も居ると思うのですがそれとの共存は不可能なのでネット接続は携帯のモバイルネットワークを使う事になるので、パケットをどんどん消費します、なので人によってはこれもデメリットになりますね。
充電の為にケーブル繋ぐなら結局一緒なのでワイヤレス充電と言う手も有るんですが、まぁまぁ電力消費しているのでワイヤレス充電も高速充電できるもので無いと減っていくといったことも起こるので注意が必要ですね。
あと、この機種に限ることかもしれませんが、単一の端末でしかワイヤレス接続しないのであれば良いのですが、他の人の端末に切り替えたいときとかは一旦ペアリングを削除して他につなぐ必要があるようで、複数の端末で運用する場合は不便ですね。

まとめ

とまぁワイヤレスの利便性は確かに良いのですが、トレードオフになる事もある事を理解して使用する必要が有りますね、うちでは結局カーWifiが使えなくなるのを嫁さんが嫌うのと、私の携帯と嫁さんの携帯とでDAにつなぐのを切り替えるのが面倒なので結局有線のほうが楽という結論になり、ほぼ使わなくなりました。
頻繁に乗り降りを繰り返すような使い方や一台の端末のみで使うのであればまだメリットは有るんでしょうけど家族で使う端末をちょくちょく変えるとかだとデメリットが大きい製品でした。
あと、最初にも書きましたがAIBOXとは違って動画を見れるようになったりはしない製品なので誤解無いようにお願いします。

ベルランゴ,

Posted by wakataka