急にクラッチの遊びが増えたら即交換しよう! SV650ABSのクラッチケーブル交換

2020年11月20日

急に遊びが増えてきた!

先週土曜日に何かNから1速に入れたときのショックがデカくてクラッチの遊びが急に増えたなって思ったんですよね、これはクラッチワイヤー切れる前兆だろうなって思ったので月曜日にケーブルを注文、それでもだましだまし乗ってたんですね、そうこうしたら木曜日の仕事終わって帰宅したと同時にクラッチが引ききれなくなってしまった、そのタイミングで丁度注文したクラッチワイヤーも届いたので、交換します。

クラッチワイヤー交換

まずクラッチレバーを外してレバーホルダーからワイヤーを外します。

スプロケットカバーとフレームサイドカバーロワを外します

左フレームヘッドカバーと左フレームボデーリヤカバーを外します(ヘッドパイプ付近のカバーと冷却水ホースにかぶさっているカバー)

クラッチワイヤーとハーネスを止めている結束バンドを切ります
クラッチケーブルストッパーからケーブルを外す(写真で見て左にケーブルを引けば外れる)
クランプを緩めておく(中央の結束バンド)
クラッチケーブルをレリーズアームから抜き取ります

古いケーブルを抜き取ります、クラッチレバーホルダー方向に引けば抜けてくるはずです。

新しいクラッチケーブルを通します、クラッチケーブルには事前にワコーズのメンテルーブを差してぶら下げておきました(ビニール袋とかで受けとかないとオイル垂れるので注意)
ワコーズのメンテルーブは同社のラスペネと同じく潤滑剤ですが、ラスペネと違うのはスプレーしたときは結構柔らかくて浸透性が良くて奥にしみ込んでいくのですが一晩くらい置いておくと、グリスのようになって潤滑と防水性を長く保つのでケーブルの潤滑とかに向いてます。
ただ、グリスみたいな感じなので汚れを呼ぶので注油するときはその都度クリーニングして注油がおススメです。

ケーブル通すときはハンドルを右に切っておくと通しやすいです、あと事前に結束バンド緩めたと思いますが、そこを通し忘れないように。

新しいケーブルを通します

通せたらケーブルストッパーにケーブルを差し込んでワイヤーをレリーズアームに取り付けます。

遊びを調節したら結束バンドで止めます
ケーブルストッパーにケーブルを差し込みます、差し込むだけなので簡単

その後クラッチレバーホルダーにケーブルを通してレバーを取り付け遊びを調節します。
遊びの調節が済めば結束バンドで止めて外した外装を取り付けて完了です。

外したケーブルを見ると

外したケーブル見ると見事に切れる寸前でしたね、私のSVが大体37,000キロで切れたので保管状況やメンテ頻度にもよりますが、3~4万キロ位で切れる可能性が高いかと思います。

ちょん切れる寸前でしたね


急に遊びが増えてきたりしたら即交換しましょう、出先で切れると厄介ですからね。
ではまた。

スズキ純正品番

ケーブルアツシ、クラツチ 58200-44H00