ゆっくりと汚れを落としていく 遅効性のフラッシング剤 ワコーズeクリーンプラス

ちょっと変則的な使い方なのですが

SVは冬場になると30分程度の街乗り走行では油温が上がり切らないのか、割とエンジンオイルが乳化します。

これがひどくなるとオイル確認窓が真っ白になってオイル量が見れなくなるほどになっちゃいます。

今年は暖冬のおかげか、最近までは何とかそこまではならなかったのですがとうとう乳化でオイル窓が見えなくなってしまいまして、これは何とかせねば。

普通は高速にでも上がって1時間くらい連続走行すれば結構乳化はなくなるんですが、なかなかそういう時間も取れず、根本的な乳化はともかくせめてオイル窓からオイル確認は出来るくらいに回復させないと。

そこで使ったのがワコーズのeクリーンプラスです。

ワコーズeクリーンプラス

このケミカルはオイルに添加することでエンジン内部の汚れを溶かしオイル内に分散させる事でエンジン内をきれいにすることを狙ったケミカルです。

この手のケミカルとしてはエンジンフラッシングオイルが有るのですが、フラッシングオイルは即効性で、すぐに汚れを溶かすもので使用したらすぐに交換が必要になる上に堆積したスラッジ等が剥がれてオイルラインを詰まらせたリする可能性があったります。

このワコーズeクリーンプラスは遅効性でゆっくりと汚れを溶かし、オイル内に分散させるのでオイルラインの閉塞が起こりにくいうえにオイル交換サイクルで交換で済むので手軽なのですね。

狙いとしてはスラッジ等の除去より乳化したオイル窓をきれいにしたいのがメインなのですが、エンジン内部はそれほど汚れは無いでしょうが、もう3万キロ超えて来てますし、いい機会ですので使ってみましょう

使ってみます

使ってみます、ラミネートチューブに入っています、歯磨き粉みたい。

ワコーズeクリーンプラス
蓋を取ると内蓋が有るので誤ってエンジン内に落とさないよう注意

蓋を開けると中に内蓋が有るので誤ってエンジン内部に落とさないように注意した方が良いです。

オイル給油口から入れます

添加量はオイル3L~6Ⅼに対して一本使用とのこと、なので一本入れちゃいます。

気温が低いとはちみつみたいな感じの粘度になるのですが、温まればオイルと混ざって効果を発揮してくれます。

これで朝添加して通勤で職場に着いたときに撮った写真がこちら

ビフォーとり忘れたけどオイル量が分からない位真っ白だった

出発前の写真を忘れていたのですが、窓の中のパーツが見えず、オイル量が確認できないくらいの汚れ方だったのが、職場に付いたら結構落ちて内部のパーツが見えるようになりました。

思ったより早く乳化汚れが落ちてよかった、ついでにエンジン内部洗浄出来て丁度いいや。

こまめにオイル交換して乳化に対しても気を使っていれば使う必要もない商品ですが、ちょっと変則的ですが乳化でオイル窓が見えないってときにも使えるので困っている人は試してみても良いかもしれません。

あと、添加後のエンジンオイルは3000キロ~5000キロ程度の交換でその時にオイルフィルターの交換も一緒に交換を推奨されていますので、交換してやってくださいね。

あとは既にオイルラインが詰まってるような状態を回復させるような物では無くあくまでもエンジンオイルが持つ洗浄分散性を補助する物なので、その辺は誤解無いように。

それと、オイル乳化をなくす製品ではないのでオイルの乳化を取るものだと勘違いしないでくださいね、オイル確認窓が見えるように使っただけで、オイル乳化はこまめなオイル交換としっかり油温を上げてしばらく走行させてやらないとなくなりませんので。

次からエンジンオイル銘柄も変える予定なのでいい機会だったかな?とりあえずオイル量が見えるようになって一安心ですが、これで街乗り繰り返してるとまた同じようになると思うので一度高速でも走ってこないとですね。

ではまた。