ベルランゴにドラレコを付ける前にドラレコ用サブバッテリーシステムを作る
ドラレコの駐車監視はすごく頼りになる
のですが、車のバッテリーには非常に過酷でして、以前のベルランゴショートの時も駐車監視はつけていたんですがアイドリングストップキャンセルしていたにもかかわらず3年でバッテリー交換になったのはこれが原因の可能性が高いです。
毎日それなりの距離を運転するような人ならいいのですが週末しか乗らないというような人だとあっという間にバッテリーが上がってしまいます、一応電圧低下で停止するような保護機能である程度守られますが劣化が著しく進んでしまいます。
そこで世間にはドラレコの駐車監視機能用にサブバッテリーが売られてたりするんですが、これが結構なお値段するんですよね。
他メーカーでもう少し安い物も有ったりしますが容量が少なかったりとかでイマイチだったりするんですよね。
仕組み自体はそこまで複雑ではないんで、市販のモバイルバッテリー流用でできないかと思って探したらリチュームイオンバッテリーばかりで高温になる車内に置きっぱなしにするので発火の危険が有るのでパス。
ならば発火の危険がほぼ無いリン酸鉄リチウムイオン電池の製品探してもほぼ無くて、次に目を付けたのが小型のポータブル電源なら行けるのでは?ということで丁度つい最近新製品として発売されたEcoFlowのRIVER3です
うまくセールの時に買えば2万円台で購入できるし、容量も230wh有るので専用品よりも容量あるし、機能的にUPS機能を備えているので、エンジン停止とともに瞬時にバッテリーからの給電に切り替わってくれます。
ポータブルバッテリーをドラレコで使うには
単純に駐車監視モードを使わないというのであれば12V電源出力にドラレコをつないで12V給電のほうに車のアクセサリー電源をつなげばいいのですが、最近のドラレコは駐車監視中にタイムラプス録画に変わったりして省電力になったりするモードを備えていたりするのでそういう運用するならば各社から出ている駐車監視用ハードワイヤーキットを使って常時電源とアクセサリー電源をつなぐ必要があるのでちょっと配線に工夫が必要になります。
ポータブルバッテリーでアクセサリ連動の電源を作り出す必要が有るので、リレーを使って簡単な回路を組む必要があるんですね上の写真がその回路図です。
必要なものはリレーと電線、ヒューズ3種類。
ポータブル電源の12Vソケットから今回は出してますのでシガーソケットプラグを使っていますが、USBのPDポートからトリガーケーブルを使って12Vを取り出すという方法もあります、RIVER3は12Vソケットを電源オンで自動的に出力させる機能が有るのでソケットプラグにヒューズを内蔵できるのも有ってそうしています。
私は自分で半田付けするのでこちらを使いましたが
あとリレーはせいぜい10w程度なので大して電流流すことはないので100wくらいまで耐える小型リレーとミニ平型ヒューズホルダーをチョイス
それと、XT60のコネクター
このコネクターは中華製の安いのが各社から出てますがAMASS製の物を買うのをお勧めしときます。
メーカーによってキツイ緩いやハウジングが熱で溶けるということが起こるのでいわゆるバッタもんは使わないのが無難です、まぁポータブルバッテリーによってはコネクターがXT60じゃないかもしれないですがRIVER3の場合はこれでした。
後はヒューズホルダー
その他はそれぞれに10Aと5Aと1Aのヒューズを用意します
この辺のヒューズは使うホルダーによって使うヒューズは変わりますが今回はこれらをチョイスしました。
私は会社に捨ててあったテキトーなコードを使いましたが0.5sqのコードと1.25sqのコードを用意
最後にコルゲートチューブ
これらを使って回路図通りにハーネスを制作、あとはこれを車に組み込んでいきます。
遅くなったので今回はここまで、接続は次回に持ち越しです。
ではまた
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