ドライブレコーダー INNOVV C5をSV650ABSに取り付ける

ドライブレコーダー買ってみました

買ってみました、表題通りINNOVV C5です。

なぜこれにしたのか?というと小型軽量であるのと、本体が防水であること。

さらにカメラや本体が単品売りされていて、カメラが破損した場合や本体が破損した場合などでも個別で購入ができるから。

単なる故障なら修理に出せばよいでしょうが、バイクの場合転倒などによる破損も考えられます、その時に破損個所を買いなおせるのはメリットだと思います。

ただ、結論から言うと現時点では積極的にはお勧めできないかな?

理由は簡単、日本語サポートの環境が整っていないから。

マニュアルは英語ですし、何らかのトラブルで、確認しようにも日本語は使えませんから。

アプリケーションも英語表記です。

英語が得意な方なら問題ないでしょうけど、苦手な人にはちょっと抵抗あると思います。

さらに新製品なのもあってほぼ日本で取り付けた人の情報がない状態です。

ですので積極的にはお勧めしませんが、英語とはいえ比較的簡単な英語なのでやる気さえあれば何とかなるとは思います、問題はトラブった時だけですね、多少コツはいりますが、最近は翻訳ソフトを使って何とかやりとりできなくもないとは思います。

スペックは?

前回も書きましたが、ざっと書いときます。

詳しいスペックはINNOVVのサイトで確認してみてください。

・電源:車体から給電
・記録媒体:MicroSDカード(最大128GB)
・防水・防塵:IP64相当
・録画モード:常時録画+イベント録画
・最高動画画質:1080P HD
・無線LAN対応:対応
・レンズ画角:120度
・その他機能:Gセンサー、カメラによる動体検知録画、自動録画機能有り

ここの製品のk1というやつもあるのですが、これは結構評判が悪く、ちょくちょくハングアウトしたり、カメラのコネクタが接触不良起こしたりと散々だった見たいです。

この製品はそのあたりは改善されていそうです、2カメラではないですがコネクタはUSBタイプCのコネクタをネジで固定するようになっていますし、電源もそこから供給するのでトラブルになりがちなコネクタを1つにし、防水性と耐久性を上げているようです。

ゴム製のパッキンの奥にタイプCのコネクタここにカメラと電源が一緒になったケーブルを差し込みます。

画像左からマイク、マイクロUSBコネクタ、SDスロットが有ります。

マイク端子に外部マイクを接続できます、オプションで売られています。

USBコネクタは本体内部のバッテリーの充電とデータの吸出しに使います。

取り付け

取り付けですが、あまり目立たせたくないのではじめはライトケースの下側に付けようかと思ったのですけど、よく考えたらフォークがフルストロークするとフェンダーに当たる事に気づいたので、そこは取りやめ、ウインカーあたりと共締めとかも考えたんですが、結局右あるいは左のどちらかが映りきらないので、イマイチではあるのですがライトケースのレンズ固定ネジにホームセンターで4センチ程度のステー買ってきて、共締めしました。

それほど目立つことは無いけど、やっぱイマイチ、とりあえずここに付けとく。

アンダーブラケット上からメーター下を通ってステム左側を通します。

 

後はフレームに沿ってシート下まで引っ張ってきます。

12V-5VDCDCコンバーターの配線は赤と黒をバッテリーに、黄色線をイグニッション連動の線につなげます、私はグリップヒーターのリレーの線から分岐して取り出しました。

バッテリーの線はクワガタ端子を圧着、アクセサリーにつなぐ線はギボシを圧着しました。

ここで圧着について少し。

圧着は正しく圧着すれば半田付けよりも抵抗値が低くなり信頼性に優れた方法なのですが、適切な工具で適切に行わないと断線や接触不良を起こしてしまいます。

メンテナンス雑誌などでは圧着後に半田を流すようなことを推奨していますが、本来これはしてはならないことです、ハーネス類の電線はより線でできています、これにより柔軟で有りながら、必要な電流量を流せる太さを持たせています。

そこに金属である半田を流し込むと、毛細管現象でより線の奥に半田がしみこみます、そうすることでハーネスは柔軟性を失います、曲げ伸ばしや振動が多い箇所に半田を流すと柔軟性を失ったハーネスは半田のしみこんだ所としみ込んでいないところの境に応力が集中し断線してしまいます、ですので本来半田を流してはいけないのです。

ではなぜメンテナンス雑誌などではんだを流すのか?憶測ですが、圧着は正しい工具で正しく圧着する必要が有ります、その端子、電線の太さに会った工具を使用する必要がある上にチェックも必要です、そのすべてをフォローするのは難しいことから中途半端な圧着よりも半田付けのほうが確実ということから半田を流すことを推奨しているのではないかと思います。

ですので、動きのあるところの配線や振動が多い場所に半田を流すのはなるべく避け、半田を流した前後を固定して動かないようにすると良いです。

圧着の知識が有り、正しく圧着できていることが確認できるならば半田を流す必要がないのは知っておいたほうが良いですし、半田を流すデメリットも知っておかないと不要なトラブルを呼ぶこともありますので、参考までに。

シート下がだんだんカオスになってきました、近いうちにバッテリーを小型化して配線やり替えたいなぁと思ってたりするんですけど、そろそろマジでやらないとなぁ。

電源つないで、配線を本体をつなぎSDカードを入れたら使用可能になりますが、ここで注意点が有ります。

SDカードは必ず高耐久のものを使用すること。

一般的に売られている物は耐久性が低く思いのほか持ちません、SDカードは消耗品です、リード、ライトを繰り返すうちに壊れてしまいます、ですので定期的にチェックしておきましょう、いざという時にデータが壊れてましたでは本末転倒です。

私はトランセンドのハイエンデュランスのSDカードを購入しました。

各メーカーから出ている、高耐久SDカードのクラス10以上のスピードのものを買っておけば良いと思います、容量はお好みで選んでみてください。

もう一つ、使用前にSDカードをFAT32でフォーマットする必要が有ります、容量の大きいものはそのままだとEXFAT32でフォーマットされていると思うので本体でフォーマットかけるのが手っ取り早いです。

ただスマホアプリで操作するのでスマホ無いとちょっと面倒です。

私の携帯はアンドロイド8.1.0なのですがWifi接続が確立されるとアプリが動作しなくなってうまくいかなくて困ってます、古いやつで何とかしましたけど、アプリの使い勝手等は現時点では正しく評価出来ないです、また動くようになったらレビューします。

ちなみにデフォルトの設定でループ録画とイベント録画はオンになっていて、セキュリティ機能の動体検知とモーションセンサーによる録画開始はオフになっています。

Gセンサー感度はデフォルトはローレベルですがこれで十分だと思います、ギャップを、速い速度で通過すると幾つかロックファイル作られていましたので、容量大きいSDカード入れてイベント録画は無くていいやっていう人はオフでも良いと思います。

画質等は悪くはないと思います、HDRとかは無いようなので黒つぶれ白飛びは多少ありますが気にならないかなぁ?

また今度動画をアップしようと思いますのでしばらくお待ちを。